
9月1日の父の日を記念して、これから父親になる方、あるいはなったばかりの方へ。まずは一言、「おめでとうございます!」とお伝えします。父親になることは大きな喜びをもたらしますが、同時にストレスも生じます。慎重な計画と準備を整えれば、生まれたばかりの赤ちゃんと充実した関係を築き、親としての課題にも不安ではなく意欲を持って立ち向かうことができるでしょう。
パートナーが妊娠中、あるいは出産したばかりであれば、これから父親としての役割を積極的に果たすことで、パートナーの不安を和らげ、支えとなることができます。
心構え
父親という役割を考える際、「脇役」ではなく「共演者」であると考えてみてください。「子育て」というこの新しい「シットコム(シチュエーション・コメディ)」で主役を演じる準備をしましょう。あえてシットコムと呼ぶのは、これをドラマやSF、ましてやホラー映画ではなく、コメディとして楽しんでほしいからです。深刻に捉えつつも、真剣になりすぎないようにしましょう。
積極的に関わる
妊娠中、女性とは異なり男性には自分が親になるという実感が毎日湧くわけではありません。妊娠中に関わりを持ち、赤ちゃんとの絆を育む方法はたくさんあります。パートナーのお腹に手を当てて、赤ちゃんの胎動を感じてみてください。両親学級に参加すれば、妊娠の経過を知り、潜在的な合併症にも注意を払えるようになります。他の父親たちに、どのようなことが待ち受けているか、どう関わればいいか相談してみましょう。この段階では、もう引き返すことはできません!
両親学級に参加する
こうしたクラスは、あなたとパートナーが有用な情報を得て、ともに出産への準備をする素晴らしい場です。パートナーが分娩中にどのような経験をするのかを知り、この困難な時期にどのようにサポートできるかを知ることは非常に重要です。パートナーが激しい痛みに耐える姿を目の当たりにするのは衝撃的かもしれません。だからこそ、事前にしっかり情報を得て、当日ショックを受けないように備えておきましょう!なお、分娩の四段階のいずれにおいても、医師に「笑気ガス」を要求するのはやめましょう。

予算管理
赤ちゃんが生まれた後に休暇を取ることを検討しているなら、経済的な義務を見直し、現実的な予算を立てる必要があります。赤ちゃんが生まれてからお金に困らないよう、早めに準備しておく価値があります。育児には費用がかかることを念頭に置きつつ、コスト効率よく賢くやりくりしましょう。
パートナーと話す
妊娠中も、日常の出来事や赤ちゃんが生まれた後の関係の変化について語り合うことで、パートナーとの絆を保ちましょう。パートナーが急にアイスクリームにピクルスを付けて食べたくなっても、優しく見守ってください。
サポートネットワークを築く
子育てには多くの困難が伴いますが、夫婦で十分なサポートを受けていれば、乗り越えるのはずっと簡単になります。家族や友人の誰がサポートしてくれるかを知ることも大切ですが、どのような専門的なサポートが受けられるかを把握しておくことも同様に重要です。冷蔵庫に、産科医、かかりつけ医、保健師、地元の病院(分娩・産後病棟)、24時間対応の育児相談窓口(睡眠や寝かしつけ)、母乳育児相談など、必要な連絡先リストを貼っておきましょう。早めに準備しておけば、困難な事態に直面しても戸惑うことは少なくなります。
どのような父親になりたいか考える
自分の父親に対して好きだったこと、嫌いだったことを振り返る時間を持ってください。自分の子供に対して、同じようにしたいこと、あるいは違うようにしたいことは何でしょうか?「あなたの育児スタイル」に関する記事にも目を通してみてください。ヒントになるかもしれません。

最後に、「控えの親」ではないことを忘れないでください。あなたは父親です
あなたは、小さな無垢な新生児を、愛情深く立派で健康な社会人へと育てるための、完全かつ対等なパートナーです(プレッシャーをかけるつもりはありません!)。「男性は妊娠から週末のスポーツ観戦までの間、何をしたらいいのかわからない」といった周囲の偏見に惑わされてはいけません。あなたはプロセスのあらゆる段階において不可欠な存在です。情報を得て、積極的に関わり、育児における対等なパートナーであり続けてください。
赤ちゃんが来た!次はどうする?
出産段階で自分自身、パートナー、子供をサポートする方法について触れました。次は、赤ちゃん誕生後の初期段階にどう対処すべきかを見ていきましょう。
睡眠不足
これは避けて通れません。赤ちゃんが来れば、夫婦ともに何週間(あるいは何ヶ月)も睡眠を妨げられることになります。生後3ヶ月頃に昼夜の睡眠サイクルが確立されるまでは、夜中に何度も目を覚ますのは完全に正常なことです。睡眠不足は新米親に大きな負担をかけるため、この時期はお互いに支え合ってください。ボトルで授乳するなら交代で行い、そうでなければ搾乳が授乳への協力方法の一つとなるでしょう。
関係の衝突
赤ちゃんが生まれると、パートナーとの関係に変化が生じます。パートナーの関心を赤ちゃんと分かち合う必要があり、父親が疎外感を感じることはよくあります。パートナーがストレスを感じたり、イライラしたり、悲しくなったりすることもありますが、それを個人的に受け止めないようにすることが重要です。新しい赤ちゃんが来ることは、親にとって感情的に不安定な時期なのです。尊重し合ったコミュニケーションを保ち、意識的に親密な時間を作ることが不可欠です。
性的緊張

パートナーが出産からの回復や肉体的な疲労を経験している間は、性欲が減退する可能性が高いです。これが関係に緊張をもたらすかもしれません。性的なプレッシャーを与えず、愛情表現によって親密さを促してみてください。ハグやキス、肩のマッサージは、パートナーの体が回復する間も絆を保つための良い方法です。経験している変化について話し合い、この時期を互いに支え合うことも重要です。ゲーリー・チャップマンの著書『愛の言語(The 5 Love Languages)』をまだ読んでいなければ、ぜひ手に取ってみてください。お互いの根本的なニーズを探ることで、親密さを維持する素晴らしい方法が得られます。
経済的プレッシャー
オムツや衣類、粉ミルクなどの育児費用はすぐに積み重なります。パートナーが産休を取る場合、一時的に世帯収入が減る可能性があります。今は大きな人生を変える決断を下すべき時期ではありません。週単位の予算を守り、毎月見直して何が機能しているかを確認するのが賢明です。
責任
母親にとって簡単だと言っているわけではありませんが、父親にとっても仕事と新しい赤ちゃんとの時間の両立は非常に大変なことです。仕事を詰め込みすぎたり、残業をしたりしないようにしましょう。赤ちゃんとの絆を築く最善の方法は、できるだけ多くの時間を一緒に過ごすことです。パートナーが一日中赤ちゃんの世話をしていたなら、あなたが帰宅したときに彼女は安心感を求めるはずです。夜間は育児を分担してください。育児を義務ではなく、離れていた時間を取り戻す機会と捉えましょう。帰宅後にパートナーが主たる責任から少しでも解放されるよう、お風呂や寝る前の読み聞かせなど、特別な役割を担うのも良いでしょう。
大半の新米パパが新しい生活を心から楽しみ、変化に順応できていることを願っています。しかし、パートナーの経験はあなたとは異なり、この時期を家族として素晴らしいものにするためにサポートできることがたくさんあることを覚えておいてください。
チャイルドプルーフ(子供の安全対策)
これは赤ちゃんが動き回るようになるときに生じるストレスを軽減する良い方法です。どちらが主に育児をしていても、早めに家を安全に整える計画を立て、予定より早く赤ちゃんが動き回っても慌てないようにしましょう。

テレビなどの電気製品を赤ちゃんの手の届かない場所に移動する、コンセントカバーを取り付ける、戸棚や引き出しにロックをかける、階段や危険なエリアにゲートを設置するなどが有効です。
手助けを申し出る
あなたが帰宅したら、パートナーに「今日はどうだった?」と声をかけ、必要であればすぐに育児を代わってパートナーが休憩を取れるようにしてください。赤ちゃんが寝ている間は、仕事で疲れていても食事を作ってあげましょう。SNSで見るような優雅なランチタイムとは違い、彼女の一日はずっと目まぐるしいものなのですから。
こうした配慮によって、パートナーはシャワーを浴びたり読書をしたりして、自分を取り戻すことができます。家にいる親がどれほどの重圧を感じているかを理解することで、パートナーと二人の関係を最大限にサポートできます。
耳を傾ける
これはあらゆる関係で大切ですが、特に新生児を育てる夫婦には重要です。パートナーが疲れて帰宅した際、すぐに解決策をアドバイスするのではなく、まずは彼女の懸念に耳を傾けてください。男性は問題を解決したがるものですが、共感することが一番の解決策になることもあります。不満を吐き出させてから穏やかに話し合うことが、対立を避ける秘訣です。パートナーの様子がいつもと違うと感じ、産後うつや不安症が心配な場合は、穏やかに相談し、かかりつけ医への相談を促してください。一緒に病院へ行くことも大切です。
具体的な手助けを探す
実用的なサポートの例は以下の通りです:
- ハイチェアの背面にフックを付け、食事のたびにエプロンをすぐ取れるようにする
- 小さな砂場を作って、安全な遊び場で親子が外の時間を楽しめるようにする
- 母乳育児をサポートする。グラス一杯の水を差し出す、枕を調整するなど、彼女のニーズを先読みして動く

親になることは非常にやりがいがある反面、最初は特に大変な仕事です。ルーチンの変化や寝不足は、大きなエネルギーと忍耐を必要とします。何をすべきかわからないときも多いでしょうが、それは誰もが同じです。親になることへの適応は試行錯誤のプロセスであり、安心感と自信を持つまでには時間がかかるものです。
サポートを得る
特に初期段階では、家族や友人に助けが必要だと認めることを恥ずかしがらないでください。家事を手伝ってもらう、育児を代わってもらう、あるいはただ話を聞いてもらうだけでもいいのです。何が自分にとって一番必要か考え、周囲に伝え、助けをありがたく受け入れましょう。頑固になるべき時ではありません!
感情が入り混じるのは正常
親になることが夢の実現である人もいれば、以前の生活(経済的自立やキャリア、自由な時間)を失ったことに後悔や喪失感を感じる人もいます。個人としてのアイデンティティが「親」という立場に取って代わられたようでパニックになることもあるでしょう。こうした罪悪感や不安は、親としての自信のなさから生じることもあります。
こうした感情は適応プロセスの一部であり、決して愛情不足ではないことを心に留めておいてください。
自分を裁かない
親になることへの調整には時間がかかります。「正解」はないのですから、計画通りにいかなくても自分を責めないでください。
妊娠、出産、育児の経験は誰にとってもユニークなものです。他人と比較せず、周囲の人々や専門家に早めにアドバイスを求めてください。

何よりも、赤ちゃんの最初の1年は過酷で休みなしの仕事であることを忘れないでください。助けを求めることに恥を感じる必要はありません。
それでは、ビールでも飲んでゆっくりしてください。その権利があなたにはあります!